なこの呟き

とにかく色んなことを書くブログ

何時代なら幸せなんだろう

なこです。こんにちは。

 

最近色々なことに疲れた。

悩みや不安が尽きなくて、居ても立っても居られなくなる。

しかし、今置かれている現状がそこまで悪いかと言われれば、そうではないと思う。

衣食住にも困らないし、受験が終わったから時間もある。

それでも辛い。

 

原因は多分時代だと思う。

 

ついこの間までデジタルデトックスに挑戦していたが、その時改めて感じたのは「インターネットがいかに有害か」ということ。

SNSが急速に発達し、簡単に情報が手に入るようになったことで、人々にかかる精神的ストレスは未だかつてないものになっているのだろう。

私もその一人だ。

 

私はインターネットを常習的に利用することで、自分の見た目や能力に強いコンプレックスを抱くようになった。

メイクに時間をかけすぎたり、メイク用品を買い漁ったり、常に鏡を見続けて辞められなくなるなんていうのは、日常茶飯事だ。

当然、自己肯定感も下がるし、「自分なんて」という発言が増えた。

ネット世代の方々なら共感してくれるかもしれない。(そうでない方でも)

上記のような症状はいつになったら改善されるのだろうか。

 

結局、人間の脳も精神も、今のデジタル社会に適応出来てなくて、その歪みで苦しみを感じるようになる。(精神的な病気を引き起こすことも多い)

 

そこで考えた。

 

人間、何時代が一番幸せに生きられるのだろう。

どの時代に行けば、楽しめるのだろう。

 

俗に言う、タイムスリップというやつだ。

私は今の令和の社会が好きではない。

時代の所為にしているだけと言われたらそれまでだが、多少なりともこの時代が私に悪影響を及ぼしているのは確かだ。

だったら、何時代なら幸せに生きられる?

 

歴史の勉強がてら、ざっくり考察してみようと思う。

(日本史にはめっぽう弱いので、生暖かい目でご覧ください)

ーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーー

『原始時代』

縄文だと竪穴住居のイメージが強い!

あと、卑弥呼とかヤマトタケルとかも印象深い。

当たり前だけど、電子機器なんていう便利な存在はないし、今より人と人との関わりが重要視されているような時代だと思う。

土器を使ったり、狩猟採取をしたりして生活していたようだけど、狩りや農業に失敗したら、飢餓に苦しむ可能性大。

広大な自然の中で人々と助け合いながら生活するのは憧れるけど、、、

ちょっと私にはハードだなあ…。

 

『貴族の時代』

奈良・平安の辺り。藤原道長「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という歌は強キャラ感があってイケてる。

丁度今の大河ドラマもこの近辺を取り扱っているらしい。(周囲に勧められているけど私はまだ観てない…)

 

この時代は煌びやかな雰囲気でThe和という趣で、時間の流れものんびりしていそうだ。

しかし、庶民の暮らしはそうでもないらしい。

 

貧富の差が激しく、この時代になっても庶民は竪穴住居で暮らしていたらしい。

衛生の観点から見ても最悪で、飢餓も多くあったそう。

しかも、貴族の寿命も現代と比べて短いから、彼らもそこまで満足な暮らしはしていなかったのだろう。

この頃の貴族には精神的な余裕はあったのだろうか。歌を詠み合ったり、書物を読んだり、お稽古をしたり。

中々羨ましいけど、古典の授業でこの時代のお話を読んでみても、悩みについての描写がかなりされているから、辛いことは多かったのだろう。

「この時代に行きたいか?」と問われたら、NOって答える。

 

『武士の時代』

戦国武将が活躍したり、土地を大名が治めたり。とにかく力がものをいう時代。

かっこいいとは思うけど、私はちょっと怖いので却下!血生臭いのはちょっと…。

令和が辛いからタイムスリップしたいのに、これじゃあ意味ない!

しかし、江戸時代は長期政権でかなり長く続いたわけで…。長く続くからにはそれ相応の理由があると思う。

例えば、庶民の文化が花開いたのはこの頃だ。

人形浄瑠璃や浮世絵とかが有名。

また、歴史的研究も進んだらしい。このことから、学問も盛んだったと言うことがわかる。

つまり、江戸時代辺りは庶民の生活が発達し、充実していたということだ。

現代より底なしに明るく、「とにかく生きよう!」という前向きさも感じる!(偏見)

 

う〜ん。でもやっぱり武士怖いなあ…(かっこいいけど!)

 

『近代』

和のテイストが減って、徐々に西洋に寄っていった頃。和洋折衷な雰囲気。

私は大正時代に憧れがある。

大きなリボンに、袴にブーツ。人生で一度はそんなファッションをしてみたい。

↑こんな感じ!(絵が下手で申し訳ない😅)

 

近代は激動の時代だ。

海外との交流がこの時代のメインなような気がする。

目まぐるしく変化する社会で、人々は何を思って暮らしていたのだろうか。

多分、昨日の常識が今日もう通用しなくなってしまうような、そんな忙しい価値観の変化があったのではないか。

現代も価値観の移り変わりが激しく、疲れている方も多いと思う。

袴には憧れるけど、私はもう少しのんびりしたいなあ。

 

結論:今を生きよう

色んな時代を見て思ったことは、結局どの時代にも苦しいことや辛いことがたくさんあるということ。完璧に生きやすい時代なんて、あるはずないのだ。

だけど、それ以上に楽しいことも幸せなこともいっぱいあったはずだ。

それは今も同じだと思う。

だから今を精一杯生きて、楽しいことや、やりたいことを見つけていきたい。

 

あと、何も日本に留まる必要は無いと思う。

世界にはまだまだ多くの価値観と出会うチャンスがある。

日本で受け入れられなかったものも、海外でなら絶賛されるかもしれない。(旅行や留学で新たな価値観を手に入れるのもいいよね)

勿論、国内で新しい発見をするのも良いと思う。

とりあえず何事も挑戦だ。

どこかに居場所は必ずあるし、諦めなければ何か掴めると思う。

 

令和にだって、たくさんの可能性が眠っている筈だ。